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観光という言葉自体普段の生活ではなかなか使わなくなってしまいましたよね。特に若い人たちはその傾向が強いみたいです。最近の調査の結果ではそもそも若者はあまり旅行しなくなったと言われています。若者の物離れや車離れが語られる中いわゆる観光についてもそれはあてはまります。

では若い人は観光をまったくしなくなってしまったのでしょうか?それはちょっと違うとお答え出来ると思います。年配の方が観光という言葉に抱くイメージとは違うかもしれませんが彼等は近場のスポットに観光したいと考えているのです。

「それは観光とは言わない」と年配の方が認めないようなものでも彼らの中では観光と位置づけられるのです。ですのでそういった彼等をビジネスターゲットとした旅行プランもたくさん出てきています。とにかく比較的安価で近場に出かけることの出来る観光プランです。

それに対して比較的経済的にも時間的にも余裕がある団塊の世代と言われる人たちをターゲットにした観光プランもたくさん用意されています。そちらの方は近場というよりも多少値が張っても落ち着いた温泉宿等でゆっくりくつろぎたいという彼等の願いにマッチしたものになっています。

このように観光プランだけでなく今の日本のビジネスモデルは極端に二極化していると言っても良いと思います。それは世の中で言われる格差社会と言うものと無関係とは言えませんがもちろんそれだけではないライフスタイルの多様化が関係していると思われます。

そもそも世の中のデジタルネットワーク化が進めば人は情報によって余暇を過ごす事が多くなっていきます。オンラインゲーム、音楽ファイルのダウンロード、映画のストリーミング放送、ある程度の少額の課金などでこれらのものが自由に楽しめるようになりました。これは経済力の高い低いという問題ではないと思われます。つまりそれは選択の問題でどんなにお金を持っていてもこういったネットを介したサービスに依存した生活を送っていればそれほどのお金を消費することなくある程度の楽しみが保証されるという事です。

となるとこれに対抗して未来の観光のビジネスモデルを考える時どういった方法が考えられるのでしょう。バーチャルなもの以上のリアルな体験を観光に求めるということが20年先の未来の若者に期待出来るのでしょうか?そこら辺は観光だけではなく私たちの様々な社会のあり方にも関係してくる問題なのかもしれません。


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